東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 神奈川 > 記事一覧 > 1月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【神奈川】

障害者ら避難支援 想定ごとに判断 阪神大震災から23年 横浜・瀬谷で

お年寄りや子どもらを安全に避難させる方法を考える参加者=横浜市瀬谷区で

写真

 災害時、障害者やお年寄り、子どもら社会的弱者が避難所へ向かう際にどう手助けすればいいかをゲームを通して学ぶ防災講座が十六日、横浜市瀬谷区役所で開かれた。約六千四百人が亡くなった阪神大震災から十七日で二十三年になるのを前に、支援方法などについて考えた。 (井上靖史)

 区と区内の福祉施設、特別支援学校などでつくる「区障害者地域自立支援協議会」の主催。区職員や市消防隊員、施設職員ら約三十人が参加した。

 講座では、民間会社が開発した避難行動訓練ゲーム「EVAG(イーバグ)」を使った。川や崖などを含む架空の地図と家族状況が記されたカードを参加者が選んでシミュレーションするゲームで、台風で豪雨災害の危険が高まったと想定。自宅にとどまるか避難するかは、地形と家族の状況を考えながら参加者が判断した。

 自宅で塾を開いている想定の男性は「保護者が迎えに来るまで避難せず、子どもたちとその場にとどまった」と報告。これに対し「二階、三階建てなら上階への避難もあり得る」「大型商業施設が近くにある想定。そこへ行けば良かった」といった意見が出た。日ごろから顔の見える近所付き合いをしておく重要性を指摘する声も多かった。

 区は実際の地形などに近付けた「イーバグ瀬谷区版」を作成中。年度内に完成させ、地域の研修などで使う。 

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報