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【神奈川】

遺族「骨折の影響で困難」 川崎・老人ホーム転落死第2回公判

 川崎市幸区の介護付き有料老人ホーム「Sアミーユ川崎幸町」で二〇一四年、入所者の男女三人を転落死させたとして、殺人罪に問われた元職員今井隼人被告(25)の裁判員裁判の第二回公判が二十四日、横浜地裁(渡辺英敬裁判長)で開かれた。この日は、最初に死亡した男性=当時(87)=の娘の証人尋問があり、男性が自力でベランダのフェンスを乗り越えられたかなどについて審理された。

 男性は同年六月にホームの自室で転倒し、左大腿(だいたい)骨を骨折。娘は「(それ以降は)自分の体を支えられなくなった」と証言した。検察側から、身長一六二センチの男性が高さ百十五センチのフェンスを乗り越えられたと思うか尋ねられると「骨折後は体力が落ちていた。足をかけたり、腕の力で体をもっていくのは難しいと思う」と述べた。

 一方で弁護側は、男性は認知症の症状が進んでいたことや、骨折後も一人で歩行することが可能だったと主張。ベランダを一人で乗り越えた可能性は否定できないとした。

 

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