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【神奈川】

青森の酒場本 地元で人気に 横浜の出版社が特集

「青森の人が横浜を訪れるきっかけになれば」と話す星山さん(右)と希さん=横浜市中区で

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 横浜市中区の出版社「星羊社」が発行した、青森市の酒場や街の歴史をテーマにした特集本「めご太郎」が地元で人気を呼んでいる。社長の妻の出身地である縁で取り上げたところ、市内に3店舗を持つ書店「成田本店」で週間売り上げランキング1位にもなった。(鈴木弘人)

 星羊社は社長の星山健太郎さん(39)と妻の希(のぞみ)さん(33)の二人で経営。二〇一三年から、横浜市内の酒場などを紹介する季刊誌「はま太郎」を十四号まで発行している。

 書名は、津軽弁で「かわいい」を意味する「めごい」から取った。「横浜に根差した情報発信をしていく中で、他の地域との比較も必要だと感じた」(星山さん)と、昨年三月から現地で七〜十日間の滞在を五回重ね、十一月に発行した。「地元の人が普段使う酒場を選んで取材した」と希さん。かつてあった遊郭の歴史もひもといた。

 読者からは「何となく前を通り過ぎていた店が文章になっていて新鮮」「遊郭の歴史は知らなかった」といった声が寄せられた。星山さんは「横浜の人に『帰省するような気持ちで青森を訪れてほしい』という思いで作ったのに、地元で話題になって驚いている」と話す。

 続編の発行も考えているという星山さん。「めご太郎をきっかけに、はま太郎にも興味を持ってもらい、青森の人が横浜を訪れるきっかけになれば」と語った。

 めご太郎はA5判百二十七ページ、千二百円。問い合わせは星羊社=電045(315)6416=へ。 

 

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