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【神奈川】

若宮大路周辺で珍しい形の井戸 鎌倉の発掘調査速報展

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 鎌倉市内で二〇一六年度に行われた発掘調査の速報展「鎌倉の構造と境界」が、鎌倉歴史文化交流館(扇ガ谷一)で開かれている。鶴岡八幡宮への参道・若宮大路周辺の遺跡群から、全国的にも珍しい形状をした十三世紀前半の井戸が見つかったことなどを紹介している=写真。

 これまでの調査や研究から、中世の鎌倉では平地部の山に近い場所や谷戸と呼ばれる谷に武家屋敷や社寺、平地部の海の近くなどに庶民や商人が暮らしていたとみられる。今回の調査でも種類の異なる建物遺構が見つかっている。

 発見された井戸は、角材を四角に組んで積み上げた枠を持つ。こうした形状の井戸が市内で見つかったのは初めて。平安時代末期〜鎌倉時代初期のものとみられる、かわらけ(土器)なども出土し、うち約百点を展示している。

 三月十七日までで日祝日休館。期間中、毎週土曜午前十一時から学芸員による展示解説がある。入館料は一般三百円、小中学生百円。問い合わせは同館=電0467(73)8501=へ。 (北爪三記)

 

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