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【神奈川】

中勘助の文学碑設置へ 平塚ゆかりの作家

写真

 小説「銀の匙(さじ)」で知られる作家中勘助=写真、親族提供=(一八八五〜一九六五年)の文学碑設置に向けて、平塚市の市民グループ「中勘助を知る会」が二月一日、募金活動を始める。

 中は夏目漱石の勧めで銀の匙を新聞に掲載して注目を集める。この後、一九二四年から七年間、市内に住み、随筆「しづかな流(ながれ)」の中で当時の生活を詩情豊かに描いている。「知る会」は、平塚を描いた作家を多くの市民に知ってもらおうと、計画を進めてきた。

 碑は、中が住んでいたとされる屋敷から近い桃浜公園内(同市桃浜町)に設置予定。高さ一メートル、横一・三メートルで「しづかな流」の冒頭の一文を彫る。制作や設置にかかる費用は百八十万円で、会の積立金や市民からの募金で賄う。

 大蔵律子会長は「作品は平塚の文化遺産。多くの市民に協力してもらいたい」と話している。

 個人の募金は一口二千円、団体は一口五千円で、二月二十八日まで受け付ける。問い合わせは、事務局の飯尾紀彦さん=電090(6172)8227=へ。 (布施谷航)

 

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