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【神奈川】

<トリコロールの風>攻撃の象徴 2人の穴 新体制で勇猛果敢に

ポーズをとるJ1横浜Mのポステコグルー新監督(後列中央)と新加入の大津(9)、尹日録選手(25)ら=14日、横浜市内で

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 「Brave and Challenging(勇猛果敢)」が今季のスローガンだが、昨季に続き、激震に見舞われた後のチームづくりから始まる。昨季のMF中村俊輔ら主力4人の移籍に続き、チームの大黒柱が抜けた。それも驚くような移籍劇だった。

 愛媛FCでの1年を除くと8歳からマリノス一筋で18年、昨季は主将、背番号「10」を背負った大看板のMF斎藤学(27)が川崎へ…。若手が追うべき背中がまた一つ消えた。加えてスピードとテクニック、運動量で右サイドから多くのチャンスを演出したマルティノス(26)が浦和に。マリノスの攻撃の象徴ともいえた2人の穴は大きい。

 監督も交代した。積極的な若手起用で3年間チームを率いたモンバエルツ監督が退き、オーストラリア人のアンジェ・ポステコグルー監督(52)が就任した。

 指導者歴は20年以上に及ぶ。サウス・メルボルン(オーストラリア)などで数々の国内リーグタイトルを獲得。代表監督として2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会に導き、15年アジアカップも制覇。

 18年W杯ロシア大会アジア予選では、以前のパワー頼みのサッカーにボールを保持しての攻撃を加味したことで苦戦もあったが、大陸間プレーオフを勝ち抜き、出場切符を手にした。その2週間後に代表監督を辞任、新天地をマリノスに求めた。

 「他クラブが恐れるようなチームをつくり、将来に語り継がれるようなシーズンにしたい」が第一声。「(昨季の)リーグ5位、天皇杯準優勝と土台はできている。選手が自信を持てるようにメンタリティーから少しずつ変えていきたい」と抱負を語った。

 新戦力として柏からFW大津祐樹(27)、FCソウルから現役韓国代表のMF尹(ユン)日録(イルロク)を獲得した。大津は12年ロンドン五輪4強メンバーで日本代表での出場も1試合あるが、柏でのここ3シーズンはレギュラーポジションには届かず、計49試合で3得点。心機一転を期す。左サイドの仕掛け人、尹への期待も大きい。

 新加入には高校生年代が5人。育成も求められる。04年以降、遠ざかっているリーグ優勝へ。初戦は2月25日、C大阪戦−。  (財徳健治=スポーツライター)

 【他の加入選手】 

▽DF 生駒仁(18)=鹿児島城西高、西山大雅(18)=横浜ユース

▽MF 堀研太(18)=横浜ユース、山田康太(18)=横浜ユース

▽FW 仲川輝人(25)=福岡、和田昌士(20)=山口、町野修斗(18)=大阪・履正社高

 

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