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【神奈川】

ATMなど「受け子」摘発へ 県警500人態勢で職質強化

 県内のニセ電話詐欺の被害が、認知件数、被害総額とも過去最悪だった昨年の同時期を大きく上回るペースになっている。県警は緊急対策として二十九日、本部所属の警察官百数十人を新たに投入。総勢五百人態勢で、犯人グループが金を引き出すために立ち寄るコンビニや無人ATMなどで不審者の職務質問を始めた。

 これまでの緊急対策は被害に遭う高齢者への注意喚起に力を入れていたが、犯人摘発を中心目標に据えた。被害者宅を訪れて現金やキャッシュカードを受け取る「受け子」役を担うことが多い若者らに声を掛け、他人名義のカードを持っているなど不審な点があれば詳しく事情を聴く。

 緊急対策は一カ月以上続ける。犯人グループからの電話を分析し、被害が発生しそうな地域に日替わりで警察官を重点的に投入する。

 県警によると、二十五日現在のニセ電話詐欺の認知件数は百三件、被害額約一億千六百万円。昨年の同時期より四十三件、約二千九百万円多い。 (加藤益丈)

 

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