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【神奈川】

「認知症サポーター」知って 県と専門学校生が独自マーク考案 

認知症サポーターを支援するマークを考案した学生たち=県庁で

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 認知症の人とその家族を支える「認知症サポーター」の活動を広く知ってもらおうと、県と横浜デジタルアーツ専門学校(横浜市港北区)の学生が独自のマークを考案した。県はマークをデザインしたバッジやシールを製作。家族やサポーターが身に着ければ、一緒に個室トイレに入る際などに奇異な目で見られず、活動が円滑に進むと期待している。

 学生六十八人が寄せたデザイン案の中から、認知症の人や家族、専門家らによってグラフィック科二年の藤井彩さん(20)の作品が選ばれた。認知症のアルファベットの頭文字「N」を基本に、「認知症の人が感じやすい疎外感を埋める役割を担う」との意味を込めてパズルのピースをかたどった。

 サポーターの目印としては既に、養成団体の「全国キャラバン・メイト連絡協議会」が広めているオレンジ色の腕輪があり、それと合わせて着けてもらうことを想定している。

 藤井さんら六人は、認知症の症状や接し方をイラスト付きで解説する冊子も小学校低学年、高学年、中学生向けの三パターン作製。県のホームページに掲載するほか、各市町村のサポーター養成講座で使う。総合デザイン科三年の望月麻衣さん(21)は「認知症の方の家族と話してアイデアを膨らませた。マークと冊子を通して、認知症への偏見がなくなれば」と話した。 (志村彰太)

 

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