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【神奈川】

横浜の成長支えた銭湯の歩み紹介 都筑区で企画展

銭湯で使われていたロッカーやマッサージ器などが並ぶ会場=横浜市都筑区で

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 横浜市の銭湯の歴史を紹介する企画展「ちょっと昔のお風呂屋さんへようこそ!」が、同市都筑区の市歴史博物館で開かれている。

 かつて銭湯で使われていた体重計やのれん、1950年代の浴場の様子を収めた写真など計約150点が並ぶ。体験型展示として、番台からの銭湯の風景が見られるゴーグルや、レトロなマッサージ器(3分間20円)も置いている。

 年々減り続ける銭湯も、68年には現在の約5倍に当たる347の銭湯が市内にあった。銭湯の位置を示した当時の分布図を見ると、臨海工業地帯が広がる市東部に集中していた。

 集団就職などで上京し、工場で働いていた若者は風呂なしのアパートに住むことが多く、銭湯は安らぎと衛生の面で必要な存在だった。学芸員の羽毛田智幸さん(39)は「銭湯は労働者の生活の一部を担っていた。横浜の成長を下支えしていたことを感じてもらえれば」と話した。入場無料で3月21日まで。原則月曜休館。問い合わせは同館=電045(912)7777=へ。 (鈴木弘人)

 

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