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【神奈川】

「逗子チョコ」完成 福祉とフェアトレードつながり あすイベントで販売

逗子チョコを手にする(左から)名女川さん、磯野さん、大川さんら=逗子市で

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 フェアトレード(公正貿易)を生かした街づくりに取り組む逗子市で、フェアトレード商品のチョコレートを、障害のある人たちが描いた絵でパッケージした「逗子チョコ」が完成した。「ウェルフェア(福祉)&フェアトレード」をテーマに4日、市内で開かれるイベントで販売し、原画も展示する。 (北爪三記)

 フェアトレードは、途上国で生産された商品を公正な価格で取引し、自立を支援する国際協力。市は二〇一六年七月、市民や行政など地域ぐるみで取り組む「フェアトレードタウン」として、一般社団法人「日本フェアトレード・フォーラム」から熊本市(一一年)、名古屋市(一五年)に続く国内三番目の認定を受けた。

 四日のイベント「国際文化フォーラムinフェアトレードタウン逗子」もこの活動の一環。市と共催する「逗子フェアトレードタウンの会」の名女川由利(なめかわゆり)さん(67)らの発案で、市内の福祉作業所などを対象にチョコのパッケージにする絵を募集し、応募三十作品を先月、市役所に展示して来庁者の投票で八点を選んだ。

 就労支援事業所「mai!えるしい」(桜山)で菓子作りなどに取り組む大川浩司さん(43)は、雪だるまやクリスマスツリーなどを色鉛筆でカラフルに描いた。大きな青いハートなどを描いた片瀬みなみさん(34)は「見てくれた人の反応が楽しみ。バレンタインも近いので、皆さんに買ってもらえたら」と期待する。

 ラベルの文字「ずしチョコ」や包装も同事業所の利用者が担当した。「ヘーゼルナッツ味」「ビター・レモンピール味」など八種類あり、四百個販売する。一個五十グラムで四百円。同会の磯野昌子事務局長(49)は「逗子チョコは、福祉とフェアトレードの連携が具体化したもの。こうしたつながりを大事にしていきたい」と話した。

 イベントは午前十一時〜午後五時、市民交流センター(逗子四)で。入場無料。地元の高校生らの活動報告(午後三時〜)やフェアトレード団体「ネパリ・バザーロ」(横浜市)代表の土屋春代さんの講演(午後一時〜)もある。

 

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