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【神奈川】

ベルマーレ、観客に「温度」伝える 「ALIVE」着々と浸透

「ALIVE」を体現できたスペインキャンプ。充実の時間を経て開幕に向かう(湘南ベルマーレ提供)

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 今月末にJリーグが開幕する。舞台をJ1へ戻した湘南ベルマーレは新たな選手、スタッフを加え、着々と準備を進めている。

 10カ月にわたるシーズンを戦うチームの今季のスローガンは「ALIVE」。もともとは、ラグビー・トップリーグのヤマハ発動機の清宮克幸監督がサントリーの監督時代に掲げた言葉だ。大学の後輩に当たる曹貴裁(チョウキジェ)監督が感銘を受けて引用させてもらったという。

 そこには、選手が攻守とも常に生きた状態でプレーに関わり、見ている人に「温度」が伝わるサッカーを展開していきたいとの思いが込められている。

 それは必ずしもピッチでのプレーだけを指すのではなく、チームに携わる者の日々の姿勢にも映し出される。例えば1月22日に始まったスペインキャンプでのこと。海外では思い通りにいかないことが多々ある。練習試合の対戦相手が直前で変更になったり、練習場へ向かうバスが出発時刻までに到着しなかったりと、肝を冷やす出来事が幾度か起きた。

 スタッフはその都度、即座に代替案を出し、選手はトラブルにうろたえることなく自分ができる準備を粛々と進めていた。不測の事態にも決して「DEAD」な状態にならず、おのおのが最大限の努力をする。習慣化された姿勢は、ピッチで戦う上で大きな助けになっていく。

 スローガンの浸透度は上々だ。キャンプでも、ピッチでの緊張感ある場面で発せられるのはもちろん、練習後やホテルで「それALIVEだね」「そこはもっとALIVEしようよ」など、笑い混じりの会話が交わされた。近年、スローガンとして使われた「共走」「挑越」「証明」などがそうであったように、今季のチームを象徴するフレーズになるだろう。

 今シーズンは、20市町に広がったホームタウンの人たちを生き生きとさせたいと考えている。スローガンには「見ている人と究極に感動を分かち合えるフットボールを目指します」との言葉が続く。生命力に満ちたスタジアムで、皆さんと会える日が待ち遠しい。 (吉川真行=湘南ベルマーレ広報)

 

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