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【神奈川】

初の愛川町民栄誉賞に荻田さん 無補給単独歩行で南極点

同級生の町職員(右)から花束を受け取り、一緒に記念撮影する荻田さん=愛川町役場で

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 南極点までの無補給単独踏破を先月、日本人で初めて成し遂げた北海道在住の冒険家荻田泰永(やすなが)さん(40)が七日、出身地の愛川町役場を訪れ、今回の快挙を受けて創設された初の町民栄誉賞を小野沢豊町長から贈られた。荻田さんは「自然豊かな町で幼少期から遊び回り、中、高校で陸上をやっていたことで体ができた」と故郷への感謝の気持ちを口にした。

 氷点下一〇〜二〇度の中、標高約二千八百メートルの南極点まで重さ約百キロの荷物を引き、五十日間で千百二十六キロを歩いた。ブリザード(暴風雪)などに襲われることもあり、「自然にあらがおうとすれば折られる。その時々の状況を受け入れ、待つことも大事」と話した。

 町内の田代小、愛川中、愛川高卒。神奈川工科大(厚木市)を中退し、冒険家になった荻田さんは小野沢町長に「若者がもっとチャレンジできる仕組みづくりをしてもらえたら」と求めた。

 今後については、冒険家の大場満郎さんと北極圏へ行く企画にかつて自身が参加した経験に触れ、「来年春、若者と一緒に北極圏を歩く活動を考えている」と語った。 

  (井上靖史)

 

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