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【神奈川】

横須賀市の人口、41年ぶり40万人割れ 若い世代の転入少なく

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 横須賀市の人口が1977年以来、41年ぶりに40万人を割ったことが、13日に発表された市の推計(今月1日現在)で分かった。若い世代の転入が少ないのが大きな理由とみられ、市は子育て関連の政策の充実や、住む街としてのイメージアップに力を入れる方針だ。 (福田真悟)

 戦後、造船業や自動車産業で栄えた市の人口は、高度経済成長期の一九六〇年代から右肩上がり。九二年五月にピークの四十三万七千百七十人に達したが、二〇〇〇年ごろから造船所「浦賀ドック」や自動車工場が次々に閉鎖され、〇〇年代半ばからは一貫して減少している。

 近年は、市外への転出者が市内への転入者を上回る「転出超過」が続く。その数は約九百〜約千八百人と全国的にも高い水準で、一三年は全国の自治体でトップ、一五年が二番目、一七年も八番目だった。

 市のアンケートでは、子育て、教育環境への満足度が低く、二十〜四十代の転入が少ない背景の一つと考えられている。

 横浜、川崎、相模原の政令市三市に次いで長らく県内四番目だった人口は、対照的に「転入超過」が続く藤沢市に一二年、逆転された。横須賀市の担当者は「藤沢は平地が多く、大きなマンションなどを建てやすいのが大きいのでは」と分析する。

 上地克明市長は、崖や山あいが多い住環境に加え、「基地の街」のイメージが強いことも一因に挙げる。「国に先立ち、幼児教育の無償化などに取り組む。スポーツや音楽の振興にも力を入れ、若い人たちがわくわくできる街というイメージをつくっていきたい」と語った。

 

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