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【神奈川】

津波被害の一家に迫る あす逗子文化プラザで記録映画上映

家族の遺影を手にする上野さん一家。作品の一場面より(笠井千晶監督提供)

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 東日本大震災による津波被害を受けた福島県南相馬市の一家を追ったドキュメンタリー映画「Life(ライフ) 生きてゆく」の上映会が十七日、逗子市の逗子文化プラザホールで開かれる。実行委員会代表の飲食業、長石美紀さん(42)=葉山町=は「どこでも起こり得ること。わが事と思って見てもらえたら」と来場を呼び掛けている。

 作品は南相馬市萱浜(かいばま)地区が舞台。両親と子ども二人を津波で流された上野敬幸(たかゆき)さん(45)と妻、震災後に生まれた娘の一家を中心に被災地の日常を捉えている。元テレビ局報道記者の笠井千晶監督が五年半かけて完成させた。

 長石さんは、二〇一一年十二月に参加したボランティアがきっかけで上野さんと知り合った。以来、上野さんが代表を務めるボランティア団体「福興浜団」のメンバーとして、行方不明者の捜索や花火大会の開催など、現地での活動を続けている。

 長石さんは「心の傷を抱えながら一歩ずつ歩む姿が描かれている。上野さんはよく『身を守るのは自分しかいない』と言う。そのためにも、災害がいつ自分の身に起きてもおかしくないという意識を持っていなければ」と話す。

 当日は午後二時開始。上映後に上野さんと笠井監督の対談がある。入場料は大人千円、高校生以下無料で、福興浜団に寄付する。問い合わせは長石さんのメール=life.h.z.k@gmail.com=へ。 (北爪三記)

 

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