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【神奈川】

「なじみの横浜で披露した作品」 関内ホール企画のダンス公演

「ライトな兄弟」でダンスを披露する藤田さん(中)((c)松本和幸)

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 関内ホール(横浜市中区)で昨年十月に行われたダンス公演「ライトな兄弟」で演出、振り付けを担当し、自らも出演したフリーの振付師藤田善宏さん=東京都練馬区=が、公演の成果が評価されて文化庁芸術祭舞踊部門で新人賞を獲得した。横浜でダンスを教えている藤田さんは「なじみある土地で披露した作品で受賞でき、これからの励みになる」と喜びを語った。

 同ホールは二〇一〇年から、バレエやジャズダンスなどのジャンルにとらわれず、体から自然に出る動きを重視する「コンテンポラリーダンス」に親しみを持ってもらおうと、企画公演を実施。「ライトな兄弟」はその一環で上演された。

 世界初の有人動力飛行に成功したとされるライト兄弟をモチーフに、ある兄弟が父の夢だった飛行機を造る様子をコミカルに描いた。父の葬式の場面では、木魚の音に合わせて、互いにおじぎをする動作がダンスに切り替わっていく。藤田さんは「何げない日常のしぐさも、リズムをつければ踊りになる」と説明する。

 藤田さんは群馬大在学中、趣味の美術館と博物館巡りで横浜によく足を運んだ。二年前からは、横浜中華街のバレエ教室で週に一回、三〜十歳の子どもにコンテンポラリーダンスを教えている。「笑いを入れながら、物語が分かりやすくなるよう心掛けている。また横浜で公演をしたい」と話した。 (鈴木弘人)

 

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