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【神奈川】

市内唯一 百貨店の灯消える 西武小田原店が閉店

閉店した西武小田原店=小田原市で

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 小田原市中里の大型商業施設ダイナシティウエストの核テナントで、市内唯一の百貨店だった西武小田原店が二十八日、閉店した。最終日は多くの買い物客が詰め掛け、名残を惜しんだ。

 市と小田原箱根商工会議所によると、市内には一九六八年に開業したデパート志澤(九八年閉店)のほか、七五年開業の丸井小田原店(二〇〇二年閉店)などが小田原駅前に林立していた。ダイナシティイーストが九三年、隣のウエストが〇〇年にできて駅前が空洞化。西武小田原店が百貨店の灯を守っていた。

 西武小田原店はウエスト開業時、ロビンソン百貨店小田原として開店。ピークの〇三年度は百六十二億円を売り上げた。一三年に西武小田原店に衣替え。一六年に売り場面積を半減して再生を図ったが、最近の売り上げはピークの半分以下に低迷していた。社員二十八人は他の店舗や事業所に異動し、同店採用の従業員百三十五人は雇用契約を終える。

 ウエストの運営会社によると、西武以外の八十のテナントは営業を続ける。西武が抜けたフロアには大型食料品店や専門店などが入る予定で、今秋から順次開店する。全体で百二十店前後の商業施設に生まれ変わるという。

 近くの主婦瀬川和賀子さん(64)は「お中元もお歳暮も西武を利用していた。いろいろなイベントもあり、しょっちゅう来ていたのでとても寂しい」と残念がっていた。 (西岡聖雄)

 

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