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【神奈川】

放置自転車ベトナムへ 貧困家庭などの足に寄贈「今後も続けたい」

自転車を受け取るベトナムの子どもたち(日本ベトナム友好協会川崎支部提供2014年撮影)

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 川崎市内の放置自転車を整備してベトナムへの寄贈を続けている日本ベトナム友好協会川崎支部が、三日に行う整備作業に携わるボランティアを募っている。今回、寄贈するのは約二百台。放置自転車の減少を受けて前回より約四割減ったが、今後も続けたいという。 (大平樹)

 同支部によると、寄贈は二〇〇三年に始めた。当時、市内の主要駅前には放置自転車が多く、歩行者の交通に支障が出ていた。同支部は解消策も兼ねて、市が撤去して一定期間が経過した自転車の中から、状態の良いものを無償で譲り受け、整備して贈ることにした。川崎港の友好港ダナン港があるベトナム・ダナン市に、これまで三十回で計一万二千四百七十八台を贈った。

 一回に約千台贈ったり、年に三回贈ったりしたこともあったが、三十一回目の今回は初めて一年ぶりとなった。市から譲り受ける自転車が減ったためだ。

 市自転車対策室によると、市内の放置自転車(平日午前九時)は、〇四年の約二万三千台をピークに減り続け、一七年は約二千七百台になった。同室では、歩道に自転車を放置しにくいように、地面に地元小学生のイラストを張り付けるなど、市の啓発効果が表れたとみている。価格が高い電動自転車や高性能の自転車に乗る人が増えたことも、乗り捨てられる自転車の減少につながっているという。

 支部の担当者は「貧困家庭や学校から遠いところに住む子どもに贈っている。台数が減って、今回の船便のコンテナには余裕があるが、現地のニーズは高い。今後も続けていきたい」と話す。

 三日に川崎区内で行う整備作業への参加を希望するボランティアは午前八時、川崎市役所前に集合。問い合わせは、同支部=電044(246)6823=へ。

 

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