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【神奈川】

ママの社会復帰支援 西生田に26日開所 共同オフィス併設の保育所

開所準備が進む保育園の室内。木をふんだんに使い、収納も工夫している=多摩区で

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 川崎市多摩区に26日、内閣府が進める「企業主導型保育事業」に基づく認可外保育施設「えみのき保育園」(西生田2)が開所する。同じ建物内には誰もが共同で使えるコワーキングスペースなどが設けられ、女性の就労や起業、就職活動など社会復帰を支援する。 (小形佳奈)

 同園は小田急小田原線生田駅に近く、三階建てビルの一階(約二百平方メートル)にあり、ゼロ〜二歳児合わせて三十人を預かる。併設の病児保育室には看護師が常駐し、小学六年生までの病気の子どもを一日二人まで受け入れる。

 保育園を運営する人材派遣会社「インブルーム」(東京都港区)の執行役員、松尾実里さん(43)は、長男(6つ)を通わせる幼稚園の母親仲間や同社に派遣登録をする女性たちから「働きたいが預け先がない」という話をたびたび聞いた。

 「妊娠、育児を機に仕事を辞め、再び社会復帰を目指す母親たちを支援したい」と、国が多様な就労形態に対応するため、施設の運営費や整備費を補助する企業主導型保育事業を始めることにした。

 保育園を利用する子どもたちの母親のほとんどがフルタイム勤務だが、求職中でインブルームに派遣登録している人も。園職員にも子育て中で時短勤務の保育士や調理員がいるという。

 二階にはテーブルなどが置かれたコワーキングスペースのほか、大小のレンタルスペース、発達障害児が学童保育のように利用できる「放課後等デイサービス」がある。「これがあったらママたちも安心して子育てしながら働ける、という施設を目指す」と松尾さん。子育ての悩みや社会復帰に向けての情報交換の場にもしたいという。

 コワーキングスペースは三月中は予約すれば無料で使える。二日には、手作り小物販売やアロマセラピーで収入を得ている地域の母親たちが出展する「オトナ女子文化祭」と名付けたイベントが行われ、子連れの女性たちでにぎわった。三日も午前十時から午後三時まで開かれる。入場無料。託児あり。二十五日午後五時からは施設内覧会が開かれる。

 保育に関する問い合わせは、えみのき保育園=電044(322)9292=へ。コワーキングスペースや内覧会に関する問い合わせは「まちぐるみ」=電044(322)9180=へ。

 

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