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【神奈川】

食と暮らしの安全 技術革新に期待 国立医薬品食品衛生研究所

東京都世田谷区から移転した国立医薬品食品衛生研究所の新庁舎=川崎区で

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 食品や医薬品に含まれる化学物質のヒトへの影響などを調べる国立医薬品食品衛生研究所が、川崎市川崎区の殿町国際戦略拠点(キングスカイフロント)に移転し、2日に新庁舎の開所式があった。キングスカイフロントには、生命科学分野の先端技術を研究する企業が集まっており、市は同研究所の移転で技術革新が進むことに期待している。(大平樹)

 同研究所は一八七四(明治七)年設立の東京司薬場が起源。国立衛生試験所への改称を経て、東京都世田谷区から川崎市に移転した。新庁舎は四階建て延べ三万一千六百平方メートルで、職員定数は二百人。昨年から段階的に研究員たちが世田谷から移り、一部の業務を始めていたが、開所式で全面移転した。

 同研究所の川西徹所長は式典で「食と暮らしの安全のための試験研究を発展させる」とあいさつ。多摩川対岸に羽田空港があることから、キングスカイフロントについて「国際的にも代表的な研究拠点に発展させていく」と抱負を述べた。

 開所式には、黒岩祐治知事や福田紀彦市長が招かれた。福田市長はあいさつで、キングスカイフロントに進出した民間企業と他の研究機関が共同研究を始めていることに触れ「顔の見える関係でイノベーション(技術革新)が生まれている」と語り、同研究所に積極的な参加を求めた。臨海部の交通アクセス向上などに努める考えも示した。

 

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