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【神奈川】

横浜・都筑区 高齢化進む住宅街で勉強会 11日に初開催

チラシを手に勉強会への参加を呼びかける堀田さん=横浜市都筑区で

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 一九七〇年代に丘陵地を切り開いて開発され、働き盛りの三十〜四十代が一戸建てを構えた横浜市都筑区すみれが丘で、急速な高齢化が課題になっている。他のニュータウン同様、家を出た子どもは戻らず、残っったのは親の世代ばかり。住民同士の交流を図っていこうと、十一日に初めての勉強会が開かれる。 (鈴木弘人)

 「町内を回っていて、一日中家にいる高齢者が多いことに気付いたんです」。二〇一六年五月に住民八人でつくった「すみれが丘自由研究会」の発起人、堀田一牛(いちぎゅう)さん(77)は語る。もともとすみれが丘の住民で、退職後に出身地の静岡県藤枝市でまちづくりのNPO法人を運営していた堀田さんは一五年、妻と子どもがいる自宅に戻ってきた。

 町全体に活気がなく、外出を避ける高齢者も多かった。放っておけば孤独死につながりかねず、「住民が気軽に触れ合える機会を設けたい」と考えるようになった。

 一九九五年に7・7%だったすみれが丘の高齢化率は二〇一五年に22・6%。市の平均(昨年一月現在、24%)は下回っているものの、今後も増加は続くと予測されている。研究会発足後、堀田さんらは月一回の会合を重ねてきた。二年後に大型モニターで地域の少年野球の試合や、町内クラブの発表会などの映像を流して、住民が交流できるカフェの開設を考えている。

 十一日の勉強会は午後一時半〜三時半、すみれが丘中通り商店街の学習塾「名学館すみれが丘校」を借りて開く。「『人生百年時代』の上手な生き方を探る会」と題し、ダイヤ高齢社会研究財団の沢岡詩野主任研究員が講演する。会費はコーヒー付きで五百円。

 問い合わせは堀田さん=電090(8157)3844=へ。

 

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