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【神奈川】

ベルマーレ、王者・川崎とドロー 「J1基準」目標に

手応えと課題を共に感じた秋元陽太選手=2日、川崎市の等々力陸上競技場で(湘南ベルマーレ提供)

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 2日に開催された昨季のJ1チャンピオン川崎フロンターレとの一戦。セットプレーから同点に追いつき、そのまま試合終了の笛を聞いた。持てる力を出した試合だった。

 川崎のチームとしての完成度は今季も高かった。正確なパスを小気味よくつないでは、幾度となく湘南陣地に進入しゴールに迫る。試合後、曹貴裁(チョウキジェ)監督は「まだまだ差がある」とその洗練されたプレーに感嘆の言葉を述べた。

 それでも試合の主導権は、常に川崎にあったわけではない。前線に人数を置いて圧力をかけてくるチャンピオンに、湘南は積極果敢なプレッシングとスペースを埋めるハードワークで対応した。ひとたびボールを奪えば素早く相手ゴールを目指し、遅攻を強いられてもサイドを起点にシュートまで至る。そんな場面も演出した。

 同点ゴールもこうした攻めの姿勢により生まれた。サイドを広く使ったボール運びからミドルシュートを放ち、ゴールキーパーが辛うじてはじき出してコーナーキックを獲得。それを頭でつなぎ、ゴール前にいた松田天馬が押し込んだ。ボールは相手に保持されることが多かったが、ゴールに向かう姿勢は90分間失わなかった。

 追いついての引き分けに、ゴールキーパー秋元陽太も手応えを感じている。「先制された後、追加点を奪われる感じは受けなかった。シーズン2試合目としては悪くないかな」。一方で痛感させられたものもあった。「得点を決めるべき場面で決めるのがJ1。そこを防げるようにしないといけない」

 10カ月に及ぶリーグ戦を戦い抜くには「J1の力」に対抗し、かつ自らもその力をつけなければならない。簡単な作業ではないが、選手たちの意欲は高い。川崎戦を終えた後「勝ち点3を取りにいったゲームだった」と悔しさを表す姿が見られ、飽くなき向上心が映し出されていた。シーズン2試合目で示された基準を目標に見据え、日々を成長のために過ごしていく。 (吉川真行=湘南ベルマーレ広報)

 

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