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【神奈川】

福島県浜通り 原発事故後の変化追う 青葉区で写真展

作品の前に立つ中筋さん=青葉区で

写真

 東京電力福島第一原発事故から七年がたつのに合わせ、福島県浜通りの事故後の変化を追った写真展が七日、横浜市青葉区のギャラリー「スペースナナ」で始まった。同じ場所を時期を変えて撮った作品など三十三点が並ぶ。

 撮影したのは、写真家の中筋純さん(51)=東京都八王子市。二〇〇七年から、原発事故があったウクライナのチェルノブイリ周辺の街を撮り、一三年には福島の定点観測を本格的に始めた。「(一三年に)東京五輪開催が決まった時、『原発事故がなかったかのように今後、街は変わっていく。記録すべきだ』と思った」と語る。

 会場には、放射性物質を含んだ土を入れた巨大な袋が野球場にあふれ、撤去されるまでを記録した六枚の作品や、無人になった商店街のパノラマ写真などを展示。チェルノブイリと福島それぞれで学校の教室や街に現れた動物を撮影し、対比させたものもある。

 中筋さんは「東日本大震災を受けて社会の価値観は変わった。写真を見て、思いやり、人のつながりの大切さを見つめ直すきっかけにしてほしい」と話す。

 十八日までで入場無料(十二、十三日は休館)。十日午後二時半〜四時、中筋さんが展示作品を解説する。参加費千円。申し込みはスペースナナ=電045(482)6717=へ。 (志村彰太)

 

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