東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 神奈川 > 記事一覧 > 3月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【神奈川】

市立幸高・河田、三輪さん 2年連続グランプリ 市教委主催の映像創作展

昨年に続きグランプリを獲得し、二つめとなったトロフィーを持つ三輪さん(右)と河田さん=幸区で

写真

 川崎市教育委員会が主催するアマチュア映像作品コンテスト「わが町かわさき映像創作展」で、市立幸高校(幸区戸手本町)のビジネス教養科2年河田莉奈さん(17)と三輪紀佳さん(17)の作品が2年連続のグランプリに輝いた。 (小形佳奈)

 同展は市の映像・文化活動の向上を図る目的で一九八三年から毎年開かれており、今年は市内の小中高校や一般から二十二点の応募があった。

 二人は同高放送委員会に所属。京急大師線港町駅前に「日本コロムビア」の前身である日本初のレコード会社があったことや、同社所属の美空ひばりさんが歌った「港町十三番地」の誕生秘話を「レコード発祥の地、川崎」(五分十六秒)という番組にまとめた。ナレーションを河田さん、構成・編集作業を三輪さんが担当し、取材には一年生の委員三人も加わった。

 番組では、昔は駅名が「コロムビア前」だったという同駅長の話、「多摩川を渡る電車から(コロムビアの)工場のネオンが見えると、川崎に帰ってきたという気持ちになった」とする同高教諭の思い出話を紹介。

 日本コロムビア本社(東京都港区)のアーカイブ担当者からは、「港町十三番地」は、川崎工場にちなんだ歌として作られたが、工場のあった「港町三番地」では語呂が悪いため「十三番地」とした、というエピソードを聞き出した。「取材後、古い蓄音機や美空ひばりさんに関する資料を見せてもらい、いい経験になった」と三輪さん。

 番組は「一つのレコード工場から全国に広がり、音楽を届けた川崎。『音楽のまち』と呼ばれるゆえんなのかもしれません」というナレーションで締めくくられる。

 創作展事務局の市総合教育センター担当者は「番組から地元への愛情が伝わり、『音楽のまちかわさき』とうまくつなげたセンスの良さも高く評価された」としている。河田さんは「番組をどう締めるか、二人で議論を交わした結果が褒められてうれしい」と笑顔を見せた。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報