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【神奈川】

国登録有形文化財「円筒分水」 知名度アップへ24日フェスタ 川崎

昨年のスプリングフェスタの様子。中央が円筒分水(高津区提供)

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 川崎市内を流れる二ケ領用水を分ける国登録有形文化財「久地円筒分水」を広く知ってもらおうと、二十四日に高津区久地の久地円筒分水広場でステージイベントや物品販売がある「円筒分水スプリングフェスタ」が開かれる。実行委員会事務局によると、用水沿いのソメイヨシノが見ごろを迎えそうといい、担当者は「駅から少し遠いが、二ケ領用水沿いに歩いて水辺の風景を楽しむのもおすすめ」と来場を呼びかけている。 (大平樹)

 実行委事務局の高津区地域振興課によると、円筒分水は鉄筋コンクリート製の円筒で直径十六メートル。内側をわき上がった水を円筒の円周の長さに応じて四つの堀に分ける機能がある。農業用水の取水量を巡って周辺住民同士の争いが起きていたことから、正確な水量を分けるために一九四一年につくられた。九八年に市で初めての国登録有形文化財に指定された。

 フェスタは、地元町内会や環境保全団体などでつくる実行委員会主催。二〇〇五年から開かれ、今回で十四回目。区と区民がまちづくりについて協議した際、街歩きを進めるために水辺を活用していくことで一致したことから始まった。

 今年は高津小学校児童による太鼓演奏や、久地小学校児童によるおはやし、西高津中学校吹奏楽部の演奏などがある。豚汁や久地の地ビール、円筒分水をイメージしたもなかなどの販売もある。

 イベントは午前十一時〜午後三時。円筒分水の所在地は、高津区久地一の三四。東急線溝の口駅、JR武蔵溝ノ口駅から徒歩約十八分。または、両駅から市バスで「新平瀬橋」停留所下車徒歩二分。問い合わせは、高津区地域振興課=電044(861)3133=へ。当日は午前七時から、専用電話=電0180(991)213=で開催するかどうかを案内する。

 

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