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【神奈川】

横浜の公害 写真で伝える 「むかし」と「いま」作品募集

1987年の境川高鎌橋付近=横浜市戸塚区で(市環境科学研究所提供)

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 かつて公害で汚染されていた横浜市内の川や海、空の写真を市が募集している。「公害を知らない若い世代もいる。克服には長い時間がかかることを知らせたい」と担当者は話す。同市では初めての試みで、集まった作品は環境月間の六月、市役所を皮切りに市内で展示する。

 戸塚区を流れる境川の高鎌橋付近で一九八七年に撮影された写真には、水面に白い泡が広がっている。「下水処理場が未整備で、洗剤などが混ざった生活排水で泡立っているとみられる」(市環境科学研究所)。

 市は六四年以降、二十九の工事事業者などと公害防止協定を締結。大気や水質を守る市独自の協定で、これらの取り組みにより公害を減らしてきた。高鎌橋付近で二〇一五年に撮った写真では、水面が青く写っている。

 募集は五月三十一日まで。高度成長期以降の昭和年代の「むかし」と、最近十年程度の「いま」の二種類。どちらかだけでもよく、誰でも応募可。「特に公害発生当時の写真があれば」(担当者)という。問い合わせは市環境管理課=電045(671)2487=へ。(梅野光春)

 

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