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【神奈川】

往年の「エース」・京急2000形が引退 京急久里浜駅 ファンら「ぜひ保存して」

大勢の鉄道ファンらが見守る中、営業運転を終えた2000形車両=京急久里浜駅で

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 一九八二年十二月に導入された京急電鉄の2000形車両が二十八日夜、営業運転を終えた。長い距離を走る快速特急(快特)用に造られた往年の「エース」車両との別れを惜しみ、到着駅の京急久里浜では大勢のファンがホームに詰め掛けた。

 長時間でも観光客らが快適に乗れるよう、全座席が進行方向の前後を向く「オールクロスシート」を採用。時速百二十キロに達した京急の車両の一つでもある。

 九八年に後継の2100形が登場してからは、多くの人を素早く乗せられる通勤、通学用に仕様を変更。座席を長いすタイプに入れ替えてスペースを広げ、乗降扉も二つから三つに増やして運行を続けてきたが、老朽化で引退が決まった。

 ファンも多く、品川−京急久里浜間を走る貸切電車に乗ったり、車両工場で写真撮影したりする二十五日の引退記念イベントには参加希望者が殺到。五十組百人にイベントの招待券が当たるくじ付き記念乗車券は、販売開始から二時間弱で約二千枚が売り切れた。

 イベントに参加した東京都大田区の派遣社員、三浦雅人(まさひと)さん(37)は「スピードが出るのに乗り心地が良く、子どもの頃に家族と三浦半島を旅行中に初めて乗った時の衝撃が忘れられない。ぜひ保存して」と願った。 (福田真悟)

 

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