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【神奈川】

<ベルマーレだより>在籍3年目・岡本拓也 悔しさ胸に成長

J2降格の悔しさを胸に成長した姿を見せる岡本拓也=大阪市で(湘南ベルマーレ提供)

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 2週間の中断期間が終わり、再び戦いの幕が開いたJ1。3月31日、アウェーでC大阪との戦いに挑んだ湘南ベルマーレは、昨季リーグカップと天皇杯で二冠を成し遂げた強敵に好試合を演じたが、1対2で敗れた。

 この試合、湘南で唯一の得点を挙げたのは岡本拓也だった。前半36分、右サイドにポジションを取っていた岡本は中央へ走りこみ、左サイドからのクロスに左足で合わせてネットを揺らした。今季の自身初ゴールは、敗れはしたもののチームに息を吹き返させる貴重な1点になった。

 浦和レッズから期限付きで加入した岡本は在籍3年目。自身の強い希望で湘南でプレーを続けている。2016年にJ2降格の悔しさを味わったのが理由だ。

 チームを移って1年目のこの年、リーグ戦21試合に出場し主に右センターバックで力を発揮した。しかし、チームはJ1を去ることになった。「このチームでもう一回、J1を戦い抜きたい」。決意を胸にJ2で30試合に出場。リーグ優勝とJ1復帰を決めた試合後、人目をはばからず涙を流した。

 それで終わりではない。降格の悪夢を振り払い、当時とは違う成長した自分を確かめようと、湘南残留を選択した。手応えはある。「いい意味で余裕が出てきた」とこれまでとの違いを感じる。「降格した年は自分のことでいっぱいで、とにかく仕事をこなすという感じだった。今は客観的に自分を見られ、2年前より大人になったと思う」

 チームでの振る舞いからも、視野が広くなったその成長が見て取れる。試合中はもちろん、練習でも周囲の選手に声を張り上げて指示を送る。長い付き合いの知人からは「昔と違うね」と言われることもある。普段はおとなしい岡本の2年前の結果を繰り返すまいとの強い思いが、チームの中で存在感を大きくしている。 (吉川真行=湘南ベルマーレ広報)

 

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