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【神奈川】

企業の枠超え「きょうから同期」 小田原で合同入社式

式後のセミナーで質問し合う新入社員=小田原市で

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 採用が少人数にとどまるなどして単独では式典や新人研修を催せない会社のため小田原箱根商工会議所は三日、小田原市で中小企業の合同入社式を開催した。半年後に「同期会」を開くほか、本年度から過去の参加者らを対象にセミナーを開くようにし、若手社員をフォローしていく。

 合同入社式は二年前に開始。参加企業の新卒採用数は平均三人で、一人だけの会社も多い。同期入社が少ない新社会人の出会いの場にもなり、二十一社、六十一人が参加した初回から今回は二十八社、八十八人に拡大。昨年から加わった同市と箱根町の新入職員も合わせ、計百十二人の門出を祝った。

 この日は、商議所の鈴木悌介会頭や加藤憲一市長、山口昇士町長が「この地域を職場に選んでくれありがとう」などとあいさつ。昨年の式に参加した一年先輩の会社員山口琴海さん(23)は「分からないことは積極的に質問して」と激励した。

 式後はセミナーを開催。インタビューし合い、一分で相手を紹介する実践的なコミュニケーション力を磨いた。埼玉県から同町のホテルに就職した寒川祥望(しょうの)さん(18)は「盛大な入社式を開いてもらいうれしい。英語も学びたい」と抱負を述べ、同町の保育所で働く同市の風間きららさん(20)は「職場の新人は自分一人なので仲間を増やしたい」と語った。商議所の松下智子さん(42)は「新入社員が一人で悩むことのないよう継続的に見守り、地域全体を魅力ある職場環境にしたい」と話した。 (西岡聖雄)

 

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