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【神奈川】

本小松石PRへ 石製メダル開発 真鶴町産の高級石材

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 真鶴町産の高級石材、本小松石をPRしようと、町は石製メダルの普及に乗り出した。スポーツ大会などでの使用を宇賀一章町長がトップセールスしていく。

 本小松石は、十五万〜四十万年前に活動した箱根古期外輪山の溶岩で、町内でしか採掘されない。石質は硬く、茶褐色で、研磨すると青緑がかった灰色になる。昭和天皇陵のほか、福沢諭吉や芥川龍之介ら多くの著名人の墓に使われ、江戸城の石垣にも用いられた。

 しかし、埋葬の多様化や安い外国産材の普及で、生産量は一九八〇年の四分の一に縮小。地場産業を再興させるため町は県石材協同組合(同町)に制作を依頼し、メダル(直径七・七センチ、厚さ一センチ、百三十グラム)を開発した。

 町内で昨夏に開かれた「真鶴フリーダイビング・フェスティバル」の優秀者三人に授与すると「それなりに重量感がある」と好評で、本格的に売り込むことにした。

 価格は大きさやデザイン、文字数に応じて変わり、一個最大三万円程度。町の担当者は「世界で唯一の記念メダルになる。贈り物などにも利用が広がれば」と期待する。問い合わせは町産業観光課=電0465(68)1131(代表)=へ。 (西岡聖雄)

 

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