東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 神奈川 > 記事一覧 > 4月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【神奈川】

北条早雲没 来年500年 実像や功績 周知へ

加藤市長(前列左から3人目)ら実行委のメンバー=小田原市で

写真

 戦国大名北条早雲の没後五百年となる来年に向け、小田原市や市観光協会などは十日、各種行事を進める「北条早雲公顕彰五百年事業実行委員会」を設立した。早雲は戦国大名で最初に田畑の面積と収量を調べる「検地」を実施。農民に耕作させる「荘園」領主の存在を否定し、民のために税を減らす革命的な武将だった実像や功績を周知する。

 実行委は、小田原箱根商工会議所や市商店街連合会、小田原ガイド協会などと合わせ十二団体・組織で構成。会長を加藤憲一市長が務める。墨絵師御歌頭(おかず)さんが作成した墨絵をパンフレットやウェブサイトに掲載し、躍動感あふれる早雲を視覚的にアピールする。

 小田原北條五代祭り翌日の五月四日、小田原城本丸広場で最初のイベントを開く。歴史研究家、歴史好きのアイドルや芸人らのトーク「早雲と五代のここが知りたい」などを催す。長浜城北条水軍まつり(五月二十六日、静岡県沼津市)、八王子いちょう祭り(十一月、東京都八王子市)など北条氏の支城があった地域の祭典にも出演し、顕彰事業を説明する。

 早雲は「素浪人から成り上がった戦国の梟雄(きょうゆう)」など負のイメージが根強いため、実行委は名門伊勢平氏の出身で室町幕府の高官だったことなど、正しい知識を記したガイドブックを一万部作成。小田原城天守閣などで無料配布している。問い合わせは市観光協会=電0465(22)5002=へ。(西岡聖雄)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報