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【神奈川】

北前船の貴重な資料寄贈 横浜の森さんに加賀市が感謝状

寄贈された図書を手に持つ宮元陸・加賀市長(左)と、感謝状を受け取った森さん=石川県加賀市役所で

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 江戸時代から明治時代にかけ日本海中心に交易を担った商船、北前船の歴史などを記した書籍八十三冊を寄贈したとして、石川県加賀市役所は十三日、横浜市都筑区の森紀元さん(78)に感謝状を贈った。書籍は加賀市中央図書館に収めて研究に役立てるほか、一般への貸し出しもする。

 森さんの母で昨年八月に亡くなった和子さんが、北前船主の子孫にあたる。和子さんは全国で書籍の収集など研究を進め、加賀市をたびたび訪れていた。森さんは「母にとって加賀は第二のふるさと」とゆかりの地への寄贈を申し出た。

 「海商三代 北前船主西村屋の人びと」など一族の歴史を記した書籍をはじめ、「函館市史」など北前船を通じて加賀市と関係の深かった地域の資料もある。加賀市役所で同日、贈呈式があり、森さんは「感謝状は母の墓前に供えたい」と話し、宮元陸市長は「大変貴重な資料ばかり。本当にありがたい」と感謝した。

 加賀市を含む北海道から福井の七道県にまたがる「北前船寄港地・船主集落」が昨年四月、文化庁の日本遺産に登録された。 (青山直樹)

 

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