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【神奈川】

人種差別撤廃 条例制定の期限示して 市民ネットが市に要望書

鈴木賢二局長(右)に要望書を手渡す市民団体メンバーたち=市役所で

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 川崎市が制定を検討している人種差別防止を含む条例について、市民団体「『ヘイトスピーチを許さない』かわさき市民ネットワーク」は十七日、条例制定時期と制定までの具体的な作業予定案を示すことなどを求める要望書を、福田紀彦市長あてに出した。市人権施策推進協議会が制定を求める提言を出して一年以上たったことから、具体的な取り組みを公表するように要請した。

 要望書では、福田市長が昨年十月の市長選で条例制定を公約としたことや、東京都世田谷区が一日に男女共同参画と多様性を認め合う条例を施行したことなどを挙げ、制定期限を明らかにするように求めた。他に、市が三月に施行した公的施設でのヘイトスピーチを防ぐガイドラインを、職員に周知する研修を行うことや、インターネット上のヘイトスピーチ対策強化も求めた。

 人種差別撤廃条例の制定を求める同団体メンバーたちが市役所を訪れ、市市民文化局の鈴木賢二局長に手渡した。鈴木局長は「一歩ずつ進めていきたい」とした上で、制定期限については「明示できる状況ではない」と述べるにとどまった。ネットワークの三浦知人事務局長は「市長の態度表明が必要だ」と語り、福田市長と団体との意見交換を求めた。 (大平樹)

 

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