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【神奈川】

日進町に新道場完成 女子プロレス「ディアナ」 

迫力ある試合が行われた道場のお披露目会=川崎区で

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 川崎市内を拠点に活動する女子プロレス団体「ディアナ」の新しい道場が、川崎区日進町の複合ビル「unico」五階に完成した。団体結成七年を迎える井上京子代表(48)は「戦うことで川崎に恩返ししたい」と話す。 (小形佳奈)

 地域住民やプロレス関係者を招いて、今月一日に同所で開かれたお披露目会。ディアナ所属のレスラーたちがリング上で激しいぶつかり合いを見せた。時にコントのような掛け合いに、子どもからお年寄りまで約百三十人の観客は「痛そう」と顔をしかめたり、拍手したりと盛り上がった。井上さんは試合後のあいさつで「東京に戻ろうかとも考えた時に、ここを見せてもらって、三秒で気に入った」と笑顔を見せた。

 ディアナは二〇一一年に都内で旗揚げされ翌年、区内の殿町に道場を移転。ごみ拾いや落書き消し、警察との防犯活動など地域活動にも力を入れる。現在は井上さんのほか、ジャガー横田さん(56)、Sareeeさん(22)ら六人が所属する。

 前道場の都合で移転を余儀なくされ、場所を探す中、井上さんは、unicoオーナーで区内の包装資材卸販売「ヨネヤマ」の武井雅子取締役(52)と出会い、新しい道場にふさわしい場所を見つけた。

 日進町は簡易宿泊所が立ち並び、高度経済成長期は工場労働者を受け入れるなどして栄えた。武井さんは「京浜工業地帯を支えてきた人たちのつくった街の雰囲気と、昭和のにおいがするディアナは、ぴったりと感じた」。

 女子プロレス界を取り巻く環境は厳しい。井上さんは飲食店経営、バラエティー番組出演など、いくつもの顔を使い分けてプロレスのPRに努めながら、練習にいそしむ。「ランニングや移動中に『頑張って』と声をかけられるのは、都内を拠点にしていたころにはなかったこと。川崎の人たちは温かい」と話す。

 道場では女性向けのスポーツ教室や月一、二回のホームマッチを開き、ファンの裾野を広げる。次回のホームマッチは二十二日午後一時から。五月五日には東京都文京区の後楽園ホールで、他団体の選手らも出場してディアナ結成七周年記念大会を行う。詳細はディアナ=電044(280)6437=またはホームページへ。

 

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