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【神奈川】

鏑木清方の美人画など68点 開館20周年、鎌倉の記念美術館で特別展

鏑木清方の美人画を中心に68点が並ぶ特別展=鎌倉市で

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 日本画家鏑木清方(かぶらききよかた)(一八七八〜一九七二年)の旧居跡にある「鎌倉市鏑木清方記念美術館」(雪ノ下一)が開館二十周年を迎え、特別展が開かれている。長く公開されなかった個人蔵の作品を含め、代表的な美人画を中心に六十八点が並ぶ。五月二十三日まで。

 東京・神田生まれの清方は、戦災で自宅を焼失。一九四六年に疎開先から鎌倉の材木座へ移り、文化勲章を受章した五四年に終焉(しゅうえん)の地・雪ノ下に転居した。美術館は、市が遺族から作品などの寄贈を受け、九八年四月に開館した。

 特別展では、稲田やハスなどの風景と長女をモデルとした女性を描いた大作「朝涼(あさすず)」(二五年)や、涼を取ろうとくつろぐ女性に下町の風情を表現した「絵団扇(うちわ)」(二八年ごろ)などを展示。学芸員の今西彩子さんは「美人画だけでなく、挿絵や肖像画、庶民の暮らしを描いた作品もある。さまざまな作品から清方を知ってもらえたら」と話す。

 二十八日と五月十二日午後一時半から展示解説、五、六日午後一時半から日本画家松岡美樹子さんによる制作実演がある。月曜休館(四月三十日と五月七日は開館)。問い合わせは同美術館=電0467(23)6405=へ。 (北爪三記)

 

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