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【神奈川】

競輪選手が寄付第1号 市新設「子ども・若者応援基金」

基金に寄付した小原太樹選手(左)と対馬太陽選手=市役所で

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 児童養護施設などで暮らす子どもたちの学びや進学を支援する川崎市の「子ども・若者応援基金」に二十三日、川崎競輪で活躍する小原(おばら)太樹選手(29)が、十万円を寄付した。市が新設した同基金への寄付は初めて。市は、市民や企業から寄付を期待しており、今後PRに力を入れる考えだ。 (大平樹)

 市公営事業部によると、小原選手は七〜十日に川崎区の川崎競輪場で行われた桜花賞で初優勝し、賞金と副賞計五百万円を獲得した。小原選手は同競輪場を練習拠点としており、地域に貢献したいとの意向を持っていることを聞いた同部が、基金への寄付を打診して快諾を得たという。

 小原選手とは別に、日本競輪選手会神奈川支部も、同賞に際して行ったチャリティーオークションの売り上げ二万八千四百円を基金に寄付した。

 市役所を訪れた小原選手と同支部長の対馬太陽選手が、それぞれ福田紀彦市長に目録を手渡した。小原選手は取材に「自分にも子どもがいる。親の立場からすると、子どもにはやれることをやってほしい。微力だけど協力させてもらえればと思った」と話した。

 福田市長は「第一線のトップ選手が、次世代の子どもたちの活躍につなげる形で、とてもありがたい」と感謝した。「基金の使われ方が目に見える形になれば、賛同が広がる」と今後寄付が増えることに期待を込めた。

 市こども未来局企画課によると、同基金は、市内の競馬・競輪事業で得た収益から三千万円と、外部からの寄付五百万円を積み、児童養護施設などで生活する子どもたちを支援する。本年度は、高校卒業後に大学に進学する子どもたちへの給付型奨学金や、小中高校生の学習指導などの費用に充てる。寄付は市への「ふるさと納税」のメニューの一つとして受け付けている。問い合わせは、同課=電044(200)3028=へ。

 

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