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【神奈川】

プロの工夫で適塩料理 小田原市がレシピブック

適塩・簡単プロレシピブック=小田原市で

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 脳卒中を減らそうと、小田原市は適度な塩分でも料理をおいしく食べられる「適塩・簡単プロレシピブック」を作った。プロの料理人が調理法を考えた。千部作成し、市役所などで配布中。在庫が尽きそうな人気だが、市や小田原食品衛生協会のホームページ(HP)でも閲覧できる。

 レシピは(B5判、十五ページ)。食塩量を抑え、野菜を多く使うスープや茶わん蒸し、つけそば、パスタ、シフォンケーキなど二十五品を掲載している。協会に加盟する十六店が材料や作り方を紹介した。しょうゆを減らす代わりにあおさのりで磯の風味を出す野菜あんかけ、塩分の少なさを酢で補う酢の物などプロの工夫が随所に光る。

 市健康づくり課によると、小田原市の脳血管疾患死亡率(二〇一六年)は県内十九市の中で、南足柄市に次いで高い。人口十万人当たり一〇一・九人で、県平均(六六・六人)や全国平均(八七・四人)より多い。市民への調査で、一日の塩分摂取量が三グラム以上取り過ぎの傾向も分かった。

 塩分取り過ぎは高血圧や動脈硬化、脳卒中のリスクを高める。担当の保健師林万里さん(52)は「減塩イコールおいしくないと思う人が多いので、プロの料理人に知恵を絞ってもらった」と話している。

 市はこれまでも、専門家が考えた「やさいとしおレシピブック」、市民から公募した「健康具だくさん味噌汁(みそしる)コンテストレシピ集」を作り、ともに市のHPに載せている。問い合わせは健康づくり課=電0465(47)0820=へ。 (西岡聖雄)

 

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