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【神奈川】

憲法9条 世界の人に知ってほしい 7カ国語で条文縫い付け

憲法9条の英語版のキルト作品の前に立つ日高桂子さん=鎌倉市で

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 戦争の放棄を定めた憲法九条の条文を、日本語だけでなく英語や中国語など計七カ国語で縫い付けたキルトの作品展が、鎌倉市内のカフェで開かれている。作ったのは、「九条かながわの会」事務局の日高桂子さん(74)=横浜市磯子区。「憲法九条をみんなに知ってほしい」と話す。

 日高さんが、キルトを使って九条を多くの人に見てもらおうと思い立ったのは一九九九年。友人に手伝ってもらい、まずは日本語版を作った。「世界の人にも知ってほしい」と考え、これまでに英語、中国語、韓国語、フランス語、ロシア語、スペイン語の作品も作った。

 二〇〇五年九月には、英語版を持って友人らと米ニューヨークへ。〇一年の米中枢同時テロで崩壊した世界貿易センタービルの跡地「グラウンド・ゼロ」のそばで、縦二メートル、横二・五メートルの英語版を広げると、通行人から「すばらしいものだ」と声を掛けられたという。

 自民党が憲法改正案の国会発議を目指す動きに、日高さんは「九条を守れるかどうか瀬戸際に来ている。この機会に作品を見て、それぞれがそこから一歩を踏み出してほしい」。作品を展示する「ソンベカフェ」(御成町)を営む宇治香(かおる)さん(58)は「なかなかじっくり憲法を読む機会はない。知るためのきっかけにしてほしい」と話す。

 展示は十四日まで。期間中は作品の入れ替えもある。火、水曜と七日は休み。問い合わせは同店=電0467(61)2055=へ。(北爪三記)

 

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