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【神奈川】

あざやかに富士山彩る 「山のホテル」庭園巨大ツツジ見頃

見頃を迎えた巨大ツツジ=箱根町で

写真

 箱根町の芦ノ湖畔にある「小田急 山のホテル」の庭園で巨大ツツジが見頃になった。ピンク、赤、紫、白のカラフルな丸い樹形が、富士山に向けて駆け上がるように配置されている。見頃は今週末まで。 

 敷地を所有していた三菱財閥の四代目総帥、岩崎小弥太(こやた)が明治末期、三十種、三千株を植樹した。最も大きいヤエゲラは高さ直径共に三メートル近い。二十種、三百株のシャクナゲも早咲きが見頃を迎えた。

 いずれも樹齢百年以上の老木が多く、百年後も今の景観を保つため、挿し木や接ぎ木でツツジとシャクナゲのDNAを残す取り組みを三年前に始めた。

 また同ホテルは、余った料理や客の食べ残しを堆肥にして食材を仕入れる農家へ送ったり、宿泊料の一部を箱根の景観や文化遺産を守る町の基金に寄付したりしている。稲本光央支配人(50)は「生命や食べ物、自然の大切さを学び、おもてなしの心も育んできた」と語る。

 ツツジの開花期間中は八百円の庭園見学料が必要。十五日午前十一時からはホテル開業七十周年を記念し、新潟県立植物園の倉重祐二園長の講演会(無料)を開く。庭園のツツジとシャクナゲの品種や特徴などを話す。問い合わせは同ホテル=電0460(83)6321=へ。(西岡聖雄)

 

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