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【神奈川】

秦野でツキノワグマ殺処分 弘法山ハイキングコース近くのやぶ

 秦野市名古木(ながぬき)の弘法山ハイキングコースの近くで十四日、雄のツキノワグマ一頭(体長一四二センチ、体重四五・五キロ)がイノシシやシカ用のわなにかかり、県が殺処分した。通常は麻酔で眠らせ山奥に放つところ、クマ用のわなではないため麻酔銃を手配するまでに逃げ出す恐れがあり、緊急対応で射殺した。

 ハイカーの目撃情報で現場に駆け付けた市農産課の井上和久さん(54)が同日午後、コースから二十メートル離れたやぶにいるクマを確認。クマはその後、わなに前脚がかかり、動けなくなった。

 市内のハイキングコース近くでの目撃は本年度初めて。市によると、クマは出没する年としない年が交互に訪れ、今年は出没年に当たる。井上さんは「遭遇時は背中を見せず、クマに向き合ったままゆっくり後退してほしい」と呼び掛けている。

 丹沢山地のツキノワグマは推定三十〜四十頭おり、県は絶滅危惧種に指定。二〇〇八年度以降、三件の人身被害がある。死亡者はいない。 (西岡聖雄)

 

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