東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 神奈川 > 記事一覧 > 5月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【神奈川】

中国獅子舞 横浜中華街を聖地に 26、27日、初の全日本大会

大会へ向けて練習に励む横浜中華学院校友会のメンバー

写真

 横浜中華街を中国獅子舞の聖地に−。華麗な技を競う「第一回全日本中国獅子舞大会」が二十六、二十七日、横浜中華街(横浜市中区)で開かれる。横浜の三団体に加え、神戸市の中華街から三団体を招いて優勝を争う。主催者は「迫力ある演技を楽しんでもらえれば」と語る。 (鈴木弘人)

 「地元横浜で初開催の大会。絶対に優勝したい」。横浜中華学院(同区)のOBらからなる校友会のメンバーとして出場する王世豪(おうせいごう)さん(21)は意気込む。

 三月半ばから週三回の練習を重ね、十四日夜に同校グラウンドを訪れると、獅子舞が生きているかのように躍動していた。前脚と後ろ脚を担当する二人の息がぴたりと合い、独特の太鼓のリズムに合わせ、一メートル以上離れたポールの間を飛び移った。

 中国獅子舞は福をもたらし、邪気を払うとされ、春節(旧正月)などの行事に登場して街を彩る。日本の獅子舞とは異なり、豪華で鮮やかな色使いと、アクロバティックな動きが特徴。数百年前が起源とされる神事で、伝統芸能にもなっている。

チラシを手に来場を呼びかける陣さん=いずれも横浜市中区で

写真

 ポールからポールへの飛び技の出来栄えや、題目に合わせた表現力などを競う国際大会がアジア各地で開かれている。人口の四分の一を中国系が占めるマレーシアには四百を超える団体があり、二年に一度、世界大会が実施されている。

 日本でも各地に住む中国人らの間で引き継がれてきたが、大会は初開催という。横浜中華街発展会が食以外の文化も発信しようと企画し、陣恵(じんめぐみ)専務理事(39)は「当日は中国獅子舞の解説をする。なじみのない方にも文化と歴史を知ってもらえる」と話す。

 両日とも午後一時〜三時半、横浜中華街パーキング一階に特設ステージ(約二百五十席、入場料各日千五百円)を設置。二十六日はフリー演技で、二十七日の規定演技で観客に投票してもらい、優勝を決める。陣さんは「中国獅子舞の文化を盛り上げ、将来的には海外の団体も招いた世界大会にしたい」と強調した。

 入場券は横浜中華街の指定十一店で購入でき、会場で当日券の販売もある。二十六日午後四時半からは、中華街の路上で出演六団体がそれぞれ演技を披露する。

 問い合わせは発展会=電045(662)1252=へ。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報