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【神奈川】

住民の親睦深めよう 王禅寺、梨の木団地で美術展始まる

桜を描いた三雲常明さんの作品などが並んだ美術展=麻生区で

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 川崎市麻生区の王禅寺団地と梨の木団地の住民の作品を紹介する美術展が十八日、王禅寺団地自治会館(王禅寺東三)で始まった。二〇一一年の東日本大震災を踏まえ、災害時に両団地が協力する態勢を整えるには日ごろから親睦を図る必要があると考え、両団地の自治会が一三年に始めた美術展。力作が並んだ。(安田栄治) 

 両自治会は合わせて約二百五十世帯ある。趣味で美術をたしなんでいる人たちら二十五人の絵画や切り絵、つるし雛、絵手紙、陶芸、写真、竹工芸などが展示されている。最高齢の作品は九十五歳の三雲常明さん(梨の木団地)の絵画で、福島県三春町の桜を描いたものなど三点が出展されている。プロの画家の絵画もある。

◆東日本大震災きっかけ

 両自治会でつくる実行委員会の共同代表、前川澄雄さん(80)=梨の木団地=は東日本大震災が起きた当時を振り返って「ごく限られた敷地に住んでいるのに、名前も知らなければ顔も知らないという人が多かった」と話し「災害が起こったとき、互いに協力して助け合うことができれば、被害を最小限にとどめることにつながる。日ごろの治安の向上にもなると思って美術展の開催を提案した」と説明する。

 五年前の初開催時は五、六人の作品しか集まらなかったそうだが「趣味で取り組んでいる程度の作品でもいいから」と声を掛け合うと、三年ほど前から出品者が二十人を超えるようになったという。

 開催時間は午前十時〜午後四時(二十日は午後二時)まで。

 

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