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【神奈川】

「ハマ弁」の実績報告書 「1食703円」と請負業者

 横浜市立中学校で給食代わりに提供される配達弁当「ハマ弁」を巡り、請負業者が食材費に一食七百三円かかったとする誤った数字を記載した実績報告書を提出したのに、市教育委員会が見逃していたことが分かった。担当者は「公費を投入する部分ではないので見落とした。良い対応ではなかった」としている。

 報告書はハマ弁導入一年目の二〇一六年度分。食材費として三千三百六十一万五千円支出し、四万七千八百二十五個を販売したと書かれている。食材費を個数で割ると、一食七百三円。同年度のハマ弁で最も高額だったご飯とおかず、汁物、牛乳のセットでも四百七十円にとどまる。食材費はハマ弁の販売収入を充て、公費は投入しない。

 昨年四月に報告書を受け取った市教委は、今年三月の市議会で質問を受けて初めて気付いた。請負業者のJMC(東京都中野区)は「数値を誤っていた」と説明しているといい、市教委は間違えた経過と正しい数値の報告を求めている。

 ハマ弁の請負業者は市教委が一五年、公募型プロポーザル方式でJTBグループのJMCを選定。一六年七月に十二校で試験導入し、一七年一月に全百四十五校に拡大させた。二〇年度末までに20%の利用率を目指すが、今年四月の速報値で1・7%と低迷している。 (梅野光春)

 

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