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【神奈川】

平塚にゆかりの作家「中勘助」 市民から寄付募り記念碑

記念碑の完成を祝う大蔵会長(中)ら=平塚市で

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 小説「銀の匙(さじ)」で知られる平塚市ゆかりの作家中勘助(一八八五〜一九六五年)を顕彰する記念碑の竣工(しゅんこう)式が二十二日、同市桃浜町の桃浜公園で開かれた。

 「平塚ゆかりの作家 中勘助を知る会」が設置。高さ一メートル、横一・三メートルで、中が同市に住んでいた頃の生活を描いた随筆「しづかな流(ながれ)」の一文が彫られている。同会が市民に寄付を呼び掛け、制作費約百九十万円のうち百六十五万円を賄った。残りは市の助成金を充てる。

 式典で同会の大蔵律子会長は「多くの人が設置に協力してくれた。完成を市民と喜びたい」とあいさつ。中の妹の孫、土岐勝信さんも出席し「ゆかりの地に記念碑が建ち、光栄に思う」と喜んだ。

 中は一三年、東京帝国大(現東京大)などで学んだ当時の恩師、夏目漱石の勧めで「銀の匙」を新聞に掲載。二四年から七年間、同市に住んで創作活動に励んだ。 (布施谷航)

 

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