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【神奈川】

市内の児童虐待 相談・通告最多3263件

 川崎市は二十二日、市内の児童相談所と区役所に昨年度寄せられた児童虐待の相談と通告が、計三千二百六十三件だったと発表した。前年度より13・5%増えて過去最多。担当者は「児童虐待に対する社会的な関心が高まり、家族など相談しづらかった人たちが声を上げているのではないか」と分析している。 (大平樹)

 市児童家庭支援・虐待対策室によると、件数には相談を受けて調査したものの虐待ではなかったケースも含まれる。児童相談所は二〇〇一年度から、区役所は一四年度から、それぞれ集計している。

 昨年度は、市内三カ所の児童相談所に計二千三百六十八件の相談と通告があり、前年度より二百三十四件増えた。

 区別で最多は五百十件の川崎区で、四百二十五件の宮前区、四百二十件の高津区が続いた。宮前と高津はそれぞれ前年度より百件以上増加した。

 虐待の種類別では、言葉で脅したり、目の前で他の家族に家庭内暴力を見せつけたりするなどの心理的虐待が千三百九十三件で半数以上を占めた。虐待者は実母が千三百六十二件で最多だった。通報経路別では、警察などから寄せられたものが九百九十一件と最も多かった。

 七つの区役所には計八百九十五件の相談と通告があり、最多は川崎区の二百四十八件だった。虐待者は実母が七百七件で全体の八割近くを、種類別ではネグレクト(育児放棄)が四百五十二件でおよそ半分を、それぞれ占めた。最も多かった通報経路は保健所の三百四十三件だった。

 

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