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【神奈川】

横須賀市、ドローンで下水道管理 2社と研究実験を公開

地下空間を飛ぶドローンを見守る関係者=横須賀市で

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 下水道の管理に活用しようと、横須賀市が民間企業二社と共同研究しているドローン技術の公開実験が二十三日、同市三春町の下水処理場であった。老朽化が課題になっている下水管や処理設備の点検の効率化が狙いで、二年後までの実用化を目指している。

 ドローンは縦横五十七センチ、重さ三・八キロ。搭載カメラで映像を撮影しながら約十分、自律飛行できる。この日は、下水処理用の管が集中する地下空間の通路(幅、高さとも約三メートル)約百五十メートルの移動に成功した。

 通常、自律飛行には衛星利用測位システム(GPS)が必要。今回は図面の情報をあらかじめ読み込ませるなどし、電波が届かない地下でも可能にした。二社は上下水コンサルト会社「NJS」(東京都港区)と設備関連会社「JFEプラントエンジ」(台東区)。

 市によると、市内の下水管の多くは他の都市部と同じく、一九六〇〜七〇年代の高度経済成長期に整備。老朽化の目安とされる設置から五十年以上たつ割合が近い将来、飛躍的に増えるとみられる。

 全国では、下水管の老朽化による道路などの陥没事故も続発。市の担当者は「硫化水素がたまるなどの危険性があったり、狭くて入りづらかったりする場所も多い。ドローンで危険箇所を安全に効率的に見つけられるようになれば」と期待している。 (福田真悟)

 

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