東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 神奈川 > 記事一覧 > 5月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【神奈川】

119番 15言語に対応 あすから秦野市消防本部

21日に行われた訓練。隊員(右)が手に持つスマートフォンのスピーカー機能を使い、現場でも通訳を含め3者で通話ができる=秦野市で

写真

 秦野市消防本部は六月一日、英語や中国語、韓国語など十五言語で一一九番に対応するサービスを始める。二〇二〇年東京五輪に向けて外国人が増えるのに合わせた措置。県によると昨年末現在、県内二十四の消防局・本部の半数が同様のサービスを導入している。

 民間の多言語コールセンターと契約し、通報者と消防職員、通訳の三者が同時に通話できる。現場でも対応可能で、委託費は年十三万円。

 同市消防本部が昨年度に受けた外国語での通報は四十六件。大半が救急車の要請だったが、十三件で意思の疎通ができず、出動先の住所が分からなかった。携帯電話会社に照会するなどし、現場到着が遅れた。

 同本部の救急隊員大野治さん(43)は「出産関係は言葉が通じないと妊娠週や経過も分からず、特に困る」と話す。台湾出身で日本国籍を取得した太田桜さん(62)は「日本語が苦手な人は通報時、パニックになりがち。サービスが広がってほしい」と語った。 (西岡聖雄)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報