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【神奈川】

38年ぶり自家醸造再開 開成・瀬戸酒造店 代表銘柄や新商品、きょう発売

完成した新酒を持つ森社長(左)ら=開成町で

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 三十八年ぶりに自家醸造を再開した瀬戸酒造店(開成町金井島)の新酒が完成し、九日に近くの「あじさいの里」などで始まる「あじさいまつり」に合わせ、幕末の創業以来の代表銘柄「酒田錦」、新商品の「セトイチいざ」と「あしがり郷月の歌」を発売する。

 セトイチは八種類のシリーズ商品で、二カ月ごとに新酒を売り出す。敷地に湧く丹沢の伏流水に合う酒を追求しようと、シリーズ化した。月の歌は全国的に珍しいアジサイの花から抽出した酵母を使う。白ワインのような酸味で、町の花アジサイを地酒にした。杜氏(とうじ)の小林幸雄さん(53)は「開成町の水は味の幅や透明感が酒に表れる」と語る。

 同店は今後、近くにある古民家「瀬戸屋敷」で、町民らと発酵の勉強会やワークショップを開き、酒かすとこうじを使った健康食品の開発に取り組む。森隆信社長(46)は「酒造りを通じて町の水や米、食べ物のおいしさを広め、観光客を増やしたい」と話した。

 新酒は町内の酒店、オンラインショップなどでも販売。十七日までのまつり期間中は会場でも購入できる。問い合わせは同店=電0465(82)0055=へ。

     ◇

 あじさいまつりは毎年二十万人が訪れる町最大のイベントで、五千株が東京ドーム三・六個分の水田を囲む。期間中、ステージでさまざまなイベントが催され、瀬戸屋敷(入場料二百円)では各種展示や演奏会がある。開成駅からシャトルバス(二百円)が運行する。問い合わせは町産業振興課=電0465(84)0317=へ。 (西岡聖雄)

 

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