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【神奈川】

国史跡「橘樹官衙遺跡群」 古代の影向寺探る 23日に現地見学会

 川崎市教育委員会は二十三日、高津区千年から宮前区野川にまたがる国史跡「橘樹官衙(たちばなかんが)遺跡群」のうち、影向寺(ようごうじ)遺跡での発掘調査の現地見学会を開く。市教委文化財課の担当者は「古代寺院の塔跡の発掘調査を見る機会は少ない。古代の雰囲気を感じてほしい」と話している。

 同遺跡群は、奈良・平安時代の「橘樹郡家跡」と同寺遺跡で構成する約一万二千平方メートルで、二〇一五年に市内初の国史跡に登録された。同寺は七世紀終わりごろ、現在薬師堂が立つ場所に金堂が創建されたとされる。これまでの調査で、境内から塔跡や古代の瓦が発掘されたものの、古代寺院の伽藍(がらん)配置など明らかになっていない部分も多い。

 今回、見学会を開くのは同寺境内南東側。市教委が十一〜二十九日の予定で古代寺院の遺構があるかなど発掘調査を行う。過去の調査で、今回の調査範囲の北側付近で塔の基盤跡が見つかっている。

 影向寺の住所は、宮前区野川四一九。見学会は参加無料。午後一時半からと同三時からの二回制で、各回一時間。参加希望者は同寺薬師堂前に集合する。問い合わせは、市教委文化財課=電044(200)0403=へ。 (大平樹)

 

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