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【神奈川】

寄付希望団体 今年も募集 「かわさき市民しきん」活動4年目

ダンスラボラトリーが開く教室で、講師(右から2人目)の指導を受けながらダンスを練習する参加者=高津区で

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 公益財団法人「かわさき市民しきん」(川崎市中原区)が、市民からの寄付を市民活動団体に助成する「事業支援しきん あとおし」を始めて四年目を迎えた。応募団体が自らの活動をPRし、賛同する市民から寄付を集める仕組み。同財団の江田雅子理事は「団体の活動に共感してもらった上で寄付、という新しい試みで、一定の成果はあった」と話し、本年度も助成希望団体向けの説明会を十六、二十一の両日開く。 (小形佳奈)

 二〇一六年度の助成を受けたNPO法人「ダンスラボラトリー」(高津区)の園部由美代表理事(54)は「日本は寄付で市民活動を支える文化が浸透しておらず、知らない人に呼び掛けるのにためらいもあったが、市民しきんが作ってくれたリーフレットが趣旨説明に役立った」と話す。集まった約三十六万五千円から、同財団が運営経費の15%を引いた約三十一万円の助成を受け、施設利用費や講師への謝礼にあてた。

 障害者がダンスを通じて地域の人たちと交流する場をつくりたいと、一四年に教室を開いたが、当初は一回の参加者が四、五人だったという。園部さんは「寄付を通じて団体の知名度も上がった」と話す。

 障害があってもなくてもみんなで楽しくダンスができることを目標に活動を展開。今では市内外の三カ所で、健常者も含め約百人の会員が週に一度のペースでプロの講師からダンスを学び、地域のイベントでダンスを披露するなど活躍している。

 「あとおし」は一五年度に始まり、これまでに延べ六団体が計約二百万円の助成を受けた。一方で、市民活動団体が主体的に寄付を呼び掛ける手法が一般の人にはイメージしづらい面もあり、助成希望団体向けの説明会では、ダンスラボラトリーなど助成を受けた三団体による活動報告も行う。

 説明会は、十六日は午前十時から十一時半まで、中原区のかわさき市民活動センター。二十一日は午後六時半から八時まで、高津区の高津市民館第二音楽室。

 対象団体の募集は七月二日から三十一日までで、説明会参加も申し込み要件になっている。同財団が支援団体を絞り込み、十二月から来年三月半ばまで寄付を募り、来年度の活動費用として交付する。説明会は参加無料。問い合わせは、かわさき市民しきん=電044(873)4586=へ。

 

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