東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 神奈川 > 記事一覧 > 6月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【神奈川】

クイズで学ぶ日本の絵画 横浜の山本さん、スマホアプリで700問を提供

アプリの画面を見せる山本さん=横浜市中区で

写真

 東京芸術大で日本美術史を専攻した横浜市神奈川区の団体職員山本淳さん(37)が、絵画の知識を問うクイズを楽しめるスマートフォン用アプリを開発した。仕事の傍ら、学芸員資格を生かして日本の伝統文化を広める活動をしている山本さん。クイズは奈良時代〜昭和初期に国内で描かれた絵画が対象で、七百問用意した。

 アプリ名は「差がつく! 日本絵画三大ジャンルQ700」。浮世絵三百問、日本画二百問、洋画二百問あり、いずれも四択。作者名や制作の背景、技法の用語のほか、「描かれた人物はどこを見ているか」といった問題もある。正解は、能楽をイメージしたキャラクター「はんにゃん」が解説する。

 一回当たり十五〜二十問出題され、一問二十秒以内に解く。回答の早さと正答率でレベルが上がり、問題に出た絵画の画像のダウンロードもできる。浮世絵は無料、日本画と洋画は有料。

 山本さんは「学校では日本の絵画や美術史を教わる機会が少ない。美術館に行っても、学芸員の説明は専門的で分かりづらい。自国のことを知らないのはもったいないと思った」とアプリ作りのきっかけを話す。

 日本絵画の魅力を知る最初の一歩としてゲームが最適と考え、半年かけてクイズを作り、アプリ開発は知人に依頼した。

 今後は市内の小中学校で出張授業をし、日本絵画の魅力を伝えていきたいという。 (志村彰太)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報